【家二郎】基本の豚骨スープから二郎系ラーメンを作ろう【レシピ】

どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作しています!

大量の野菜と、極厚の豚を、化学調味料がガツンと効いたニンニクたっぷりのスープ。少し縮れた極太麺といっしょにすする二郎系ラーメン。ハマる人はハマりますよね。かくゆう僕も40歳すぎてから二郎系にはまった一人です。

そして二郎系ラーメンはお家でも作ることが出来ます。今回は当ブログで紹介している基本の豚骨スープを使って…

お家で作る超本格派の二郎系ラーメン(インスパイア)のレシピを紹介します。

Let’s 家二郎!

【ご注意】このレシピは、あくまで「二郎系インスパイア」のレシピです。直系二郎とは同じ味にはなりませんのでご了承ください。
※とはいえ女性に食べてもらっても「美味しい!」と喜んでもらえてるので、本家よりも万人受けする味かもしれません。

目次

ラーメン二郎とは?

ラーメン二郎についておさらいしてみましょう。

↑ラーメン二郎・京都本店の並
スープ豚骨白湯スープ(ニンニクとラード 多め)
味付け醤油味
化学調味料大量に入れる
香味油ラードと背脂 (とにかく大量)
加水率:低め 
太さ:3.5mm×1mm程度 
小麦粉はオーションを使用
(並)で茹で前300g。普通の人は食べきれません。
その他特徴もやしと気持程度のキャベツがてんこ盛り。
醤油で味付けされた背脂が乗っている。
チャーシューを「豚(ぶた)」と呼称。分厚くでかい。
刻みニンニク大量。

こちらを参考にラーメンに必要なパーツを揃えていきましょう!

スープの準備

二郎系ラーメンは豚骨スープがベースですが、豚肉のエキスがたっぷりと含まれているのが特徴です。これは実店舗でもスープを作る際に、いっしょに豚肉を煮込むことによって、スープと豚(焼豚)を同時に作る作り方をしているからです。

当ブログで紹介している基本の豚骨スープにも豚のエキスは含まれていますが、より強い豚感を再現するために、さらに豚肉を投入して二郎系ラーメン用のスープとしてアレンジします。

材料(2人前)

基本の豚骨スープ 800cc
・豚バラ肉ブロック 300g  ※入手できるなら腕肉がベスト
・ニンニク 1個 ※1片ではなく1個丸ごと

手順

1. ばら肉をタコ糸でしばって整形する

バラ肉をタコ糸を使って巻きます。仕上がりを想像しながら適当でOK。

2. スープにばら肉とニンニクを丸ごと投入

基本の豚骨スープにばら肉を投入し、ニンニクも丸ごと1個皮を剥いたものを投入します。
煮込みながら豚(ぶた)を作り、豚の脂とニンニクの風味をスープに溶かしていきます。

2. そのまま120分弱火で煮込む

スープの水位が浅いので肉が全部浸かりません。ときどき裏返してあげましょう。
蒸発して水分が減りすぎたら適宜水を足してください。

4. 煮込み完了

バラ肉とニンニクを取り出してスープはいったん完成!豚バラ肉から油(ラード)が出ており、表面に油膜となっています。

5. 表面のラードを分ける

出来上がったスープをしばらく置いておくと、冷えて表面のラードに膜が貼られます。上澄の透明な液体がラードですので、おたまで掬い取って、ラードとスープを分けておきます。ラードは冷えると白く固まります。こちらのラードはラーメンに仕上げる際に使うので大事に取っておきましょう。

取り出したラードはビンなどに入れて保存しておきます

【補足】
このときだけで取れるラードでは量が足りない場合もあるので、ベースのスープ(基本の豚骨スープ)を作るときにしっかりとラードを確保しておくことも重要だったりします。

基本の豚骨スープを作ったときに、表面のラードをしっかり確保しておきましょう。

ちなみに面倒なら買うという選択肢もあります。

6. ラードを取り除いたのち、分量を600ccに調整して完成とする

ラーメン1杯につきスープを300cc使います。今回2人前を目指しているので、ラードを取り除いた残りスープの量を測り、蒸発した分は水を入れて調整し、全体の分量が600ccになるようにします。

「豚」を準備する

二郎系ラーメンといえば巨大な豚(ぶた)。スープからとりだした豚バラ肉は、醤油ダレで漬け込みます。

しょうゆダレ材料(豚バラ肉300g用)

・濃口醤油 60cc
・みりん 20cc

これを混ぜるだけ完成。

豚の漬け込み

ジップロックで漬け込みます。水を張った桶などを使って、なるべく真空にするのがポイント。真空マシンがある人はもちろん使ってくれてOK。最低2時間。時間があるなら一晩つけておくと良いでしょう。

味付け背脂の準備

二郎系ラーメンといえば醤油味のついた背脂です。まずは下記の記事を参考に好みの硬さの背脂を作ってください。

少し原型が残るくらいのプルプル感が二郎っぽい背脂

出来上がった背脂は味付けにしておきます。味付けはお好みでよいと思いますが、目安としては背脂60ccに対して15cc(大さじ1)の醤油ダレ(豚の漬け込みに使ったタレでOK)を入れて、混ぜ混ぜしておきましょう。

これともやしが合うんやなー

麺の準備

二郎系の麺といえばオーション100%の低加水極太麺です。当ブログでは自家製麺をオススメしています。本格的な二郎を求める好奇心旺盛な方は是非作ってみてください。

今回は加水率32%。塩1%。粉かん水1%。オーション100%。切刃3.5mm。ダイヤル厚み5。で麺を作りました。生地を前日に作って一晩寝かせて、食べる少し前にカット。

麺なんて作れねーよ!という方は買いましょう。これ美味しいみたいです。ちょっと高いですけど…

セットアップ(1人前)

麺の量は二郎でいう(小)or(ラーメン半分)に近い200gでのセットアップです。
コールは、ニンニクあり、野菜マシマシ、脂マシくらいのイメージです。

ニンニクいれますか!?

・自家製麺 200g
・二郎系スープ 300cc

【味付け】
・ラード50cc ※ラードは上記のスープから分けておいたものを使用
・濃口醤油 30cc(大さじ2)
・うすくち醤油 15cc(大さじ1)
・みりん15cc(大さじ1)
・すりおろしニンニク 2片分
・味の素 小さじ1

【トッピング】※目安です。量はお好みでOK.
・もやし 2袋
・刻みニンニク 2片〜3片相当
・味付け背脂 45cc (大さじ3)
・豚 3枚

ラーメンへ仕上げる

ニンニクは細かく刻み、味付きの背脂も少し温めて準備しておきます。

豚を分厚めにカットします。

ぷるんぷるんの神豚ですわー

もやしは食べる分だけ、ざるに全部開けて準備します。

普段は一回でこんなに食べねーよ。っていう量です。

小鍋にスープと味付けのための醤油やラード。味の素をすべてぶち込んでいっしょに温めます。二郎系ラーメンは普通のラーメンより油や調味料の量がかなり多いので、一緒に煮込んだ方が油膜の保温力もあいまって「熱さ」を保つことができます。

同時並行で麺を茹でます。なるべくたっぷりの沸騰したお湯を使ってください。麺ごとに茹で時間は変わりますが、今回作った自家製麺で茹で時間目安は6分〜7分。時々様子をみて硬さはお好みで調整してください。

管理人は6分半が好き

麺がゆであがる2分前くらいのタイミングでスープを沸騰させて

丼にスープを全量投入。可能なら丼も事前に温めておくとベスト!

茹で上がった熱々の麺を投入!

すかさず麺を茹でていたお湯に、もやしをザルごと鍋に投入。茹で時間は30秒です。

ザルもアツアツになるので、引き上げにはトングなどを使って火傷に注意!

引き上げたモヤシも全部丼の上にドーン!野菜マシマシや!

豚をのせ、ニンニクを入れて、上から背脂をかけたら完成!

できたやでー

実食

それではこむぎ特製「家」二郎!いただきまーす。

やべー!うまそうや。もやしマウンテン。

まずはスープ。

ニンニクと脂が効いててジャンキーでうめえ!ベースのスープをしっかり作ってあるので肉の旨味も強く感じられて、どこにだしても恥ずかしくない美味しいスープです。本家と違って塩味も控えめで飲んでも美味しいと感じます。

そして麺は。天地返しだ。おりゃー!ワシワシして超うまそう
食べてみると味付け完璧。むちむちした自家製麺がめちゃくちゃ美味い!麺うまい!いくらでも食べられます。

おお!手前味噌ながらお世辞抜きで美味しいっす!

実際本家二郎に限らず、二郎系ラーメンを店舗で食べると、化学調味料がきつすぎて途中で頭痛がしたり、脂が多すぎて気持ち悪くなることもありますが、自分で作った二郎は美味しさは負けてないのに、かなり食べやすく、本当にスルスル食べることができます。

量はあるのにスルスルと食べられます

中学生。小学生の我が子や、妻、友人。友人の妻。などなどいろんな人にこの特性家二郎を食べてもらいましたが、全員完食。「超美味い」の称号をいただいています。ちょっと手間はかかりますが、自信のあるレシピですので、興味が湧いた方はぜひ作ってみて欲しいです!


以上。基本の豚骨スープから二郎系ラーメンを作ろう!でした。
ではまた!

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