どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作しています!
2025年4月現在。SNSでバズってる、大阪市天満橋駅近くにある中華そば辻が提供している「酸辣ヂャン麺」(さんらーぢゃんめん)。酸辣湯麺(さんらーたんめん)と高知のご当地ラーメンであるジャン麺を融合させた、新しいラーメンとして大人気になっています。
今の所大阪にある中華そば辻に行かないと食べることができませんが遠くに住んでるとなかなか行けないですよね。気になるなー。食べたいなーと思っているラーメン好きのあなた。
ならば自分で作ればいい!
ということで、管理人のラーメンスキルを駆使して開発した、本格的な酸辣ヂャン麺の作り方を紹介します。
この記事で紹介しているレシピは、お家のキッチンで出来るレベルの調理で「似た味に近づけたラーメン」のレシピです。実際のお店のレシピで完全再現しているわけではありませんのでご了承ください。本物はもっと美味しいので是非食べに行ってね!
ちなみに当ブログではジャン麺の作り方も紹介しています。こちらも興味があれば覗いてみてください。


「酸辣ヂャン麺」とは!?
まずは酸辣ヂャン麺を分析し、ラーメンの構造を整理してみましょう。


スープ | 鶏豚の清湯スープ 片栗粉でとろみをつける 溶き卵入り |
味付け | 醤油味 黒酢 唐辛子など |
化学調味料 | 入れる |
香味油 | ラー油 |
麺 | 中加水 中太モチモチストレート麺 |
その他特徴 | 中央に卵黄がのっている。丼から溢れんばかりに盛り付ける |
丼からあふれんばかりのインパクトのあるビジュアルですが、食べてみると意外とシンプルで食べやすいラーメンです。原価抑えられてるのもワカル。非常によく考えられた儲かるラーメンだと思います!すごい!


スープの準備
酸辣ヂャン麺のベースは鶏豚の清湯スープです。おうちでさっと作るならひき肉を使うと手早く本格的なスープを作ることができます。


材料(5人前)
・鶏ひき肉 400g
・豚ひき肉 300g
・水 2.8リットル
※豚肩ロース400gもいっしょに煮込む。
このラーメンは一人前450ccのスープが必要です。5人前ですが普通のラーメンよりもスープはたっぷり作ります。
出来高2300ccになるように調整しましょう。


詳しい作り方はこちら。要は水にひき肉を入れて、弱火で1時間煮出します。今回はチャーシューも一緒に作ってしまうので、400gの肩ロースブロックを一緒に投入しました。


チャーシューの準備
スープ作りの時に煮込んだチャーシューを、醤油100cc。みりん30ccといっしょにジップロックに入れ、空気を抜いて一晩漬け込んで作ります。




麺の準備


当ブログは自家製麺を推奨しています。…が、手に入りやすいお好きな麺をスーパーで買ってきましょう。(とはいえ生麺がオススメではあります。)
ちなみに管理人は中太のモチモチ麺を狙って以下のようなスペックで麺を用意しました。
・白椿:春よ恋を2:1でブレンド
加水38% 塩1% 粉かん水1%
・切刃2.1mm 厚み1.8mm
※小野式で製麺
※パスタマシンの場合はダイヤル4




ラー油の準備


酸辣ヂャン麺にはラー油を使いますが、圧倒的に自家製ラー油をオススメします。市販のラー油では辛すぎますし、なにより香りが全く違います。作り方はそんなに難しくないのでこちらは是非トライしてみてください!



是非作ってみてください!美味しくてびっくりします!


セットアップ(1人前)
すべての準備が終わったら、ラーメン作りのセットアップです。




【麺】
自家製麺 200g
【スープ】
鶏豚清湯スープ 450cc
【味付け調味料】
・溜まり醤油 20cc
・中国醤油 5cc ※黒さを出すため。なければ溜まり醤油に置き換え
・オイスターソース 25cc
・黒酢 25cc
・砂糖 小さじ2
・味の素 小さじ1
・すりおろし生姜 少々
・すりおろしニンニク 少々
・片栗粉 20g (大さじ2+小さじ1)
【全卵溶き卵】
・100cc(全卵2つ相当)
【トッピング】
・チャーシュー 3枚
・卵黄1(お好みで2つ、3つも自由です)
・ラー油 30cc
・タネ入りのあらびき唐辛子(写真は入れ忘れました)
・一味唐辛子粉末(七味でもOK)
ラーメンに仕上げる
それではラーメンに仕上げていきましょう。
溶き卵と卵黄は先に準備しておきます。


味付け用調味料はスープに投入する前に全部混ぜておきます。


スープに混ぜておいた調味料を全部入れて強火にかけます。片栗粉が偏らないようにしっかりかき混ぜながら沸騰させます。


ドロンドロンになってきたら少し弱火にします。


その傍で麺を茹でます。茹で時間は2分。


麺が茹で上がったら、丼に投入し、チャーシューを3枚載せます。


スープの仕上げに溶き卵を投入。火を中火にして再び沸騰させます。あまり触りすぎないのがコツ。


麺の上にスープを全部かけて、ラー油、唐辛子、卵黄をトッピングしたら完成!





うおお。あふれるー!できたやでー
実食
それでは早速、熱々の酸辣ヂャン麺をいただきます!


スープはトロトロの熱々です。速攻こぼれましたが、下に受け皿を置いているのでOK 。卵がたっぷり入って少し酸味のある甘酸っぱい味わい。天津飯食ってる気分にもなります。うまい!


少し太めの麺に、甘スッパ辛いスープがまとわりつきます。食感がすごくよいです。こりゃバズるわけですわ。


スープはもちろんご飯にもあいます。ただでさえ量が多いので腹パンになりますが、是非白いご飯とあわせて食べてみてください。
いやー。美味いです。意外と簡単に作れるので、興味が湧いたら是非試してみてください。もっと辛くしたい人はラー油を増やしたり、香りの追加のため七味をかけたりしても面白いかもしれません。
それではまた!