【パスタマシン】MARCATO アトラス 150についてまとめてみた【レビュー】

どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作しています!

僕の自作ラーメン制作において、自家製麺を作るのに欠かせない道具がMARCATO(マルカート)のアトラス150です。自作ラーメンにて自家製麺を作るため、長年このパスタマシーンを愛用しているのですが、アトラス150の使い勝手や、良いところ悪いところ。追加オプションの切り刃をどうしているのかなど、アトラス150についてまとめてみました。10年以上自作ラーメンに取り組んでる中で気づいたことや思ったことを率直に書いているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

MARCATO アトラス150の良いところ!

標準品には1.5mmと6mmの切刃がついています。オプション替刃に1mm、3.5mm 他多数のラインナップが用意されており、頑丈で、正しく使用すれば相当長く使うことが出来ます。そして見た目もカッコよく所有欲を満たしてくれます。

麺の太さや厚みを一定に作ることができる

アトラス150を最もオススメできる理由としては、ダイヤルによる9段階の厚み管理により、さまざまな麺を作ることができるからです。
美味しい麺の条件として、麺の太さや厚みが一定であることが挙げられます。そうでないと茹で加減が均一にならず食感が悪くなります。パスタマシーンは麺の厚みをダイヤルで管理し、麺の幅も切刃によって均等に切ることが可能、一定の太さの麺を簡単に作ることが出来ます。

生地の厚みはダイヤルで設定
麺幅は均一にカット出来る

芸能人がテレビでそば打ちを体験して、「太さがバラバラやー!」ってお約束としてやってますよね。職人さんは本当にすごい!手打ちだと一定の太さの麺を作るのにかなりの修行が必要になりますが、パスタマシンを使えば修行は不要。簡単に同じ太さと厚みの麺を作ることが出来ます。

1.5mmと6mmの切り刃を最初から装備

アトラス150の現行機には、最初から1.5mmと6mmの切り刃がついています。実際にどんな麺が作れるのかというと…

標準切り刃 1.5mm

1.5mmはオーソドックスなラーメンに使用します。

いわゆる一般的な中華そばを作りたい時は厚みは5がオススメ。
ちょっと細めにしたい時は6。

最もラーメンらしい麺幅ですねー

標準切り刃 6mm

デフォルトでついてる6mm。僕はあまり使いませんが…。きしめんや幅広のパスタなどには向いている幅かと思います。
最近のラーメン屋ではかなり幅広の麺で出しているところもあるので、工夫次第で面白い麺ができるかもしれません。

パスタでは何度か使ったことあります

アトラス150のココがイマイチ…

そんなアトラス150は万能ではなく、弱点があります。

正しい使い方で丁寧に扱わないと壊れる

アトラス150の最大の弱点。それは…
雑にあつかうと一瞬で壊れること。

ちなみに今愛用している現役機も3代目アトラス150です。家でラーメンを作り始めて10年近くになりますがその間2回壊しているというわけです。
ちなみに壊れる原因は無理な加圧です。これのみと言ってもいいでしょう。
特に生地を作って、メモリ0で行う一発目の伸ばしで高い負担をかけがちになるので注意。必ず麺棒などで生地をある程度薄くしてからパスタマシンに通すことを徹底しましょう。これをやらないとマジで壊れます。(ちなみにこれはプロが使う製麺機も同じです)

初心者のころ、とにかく分厚い生地を力をかけてグイグイのばしてましたが、使用5回目ぐらいで壊してしまいました…
当時はよく意味がわかってなくて

不良品かよ!!

と逆ギレしてましたが、それは自分が悪いです。無理な加圧はグルテンがちぎれて麺の出来も悪くなるので良いことが一つもないです。とにかくパスタマシンに無理な負担をかけないように注意しましょう。


逆にそれさえ気をつければかなり長持ちします。実は3代目は8年以上使ってます。

水洗いできない

これは潔癖な人には信じられないかもしれませんが、アトラス150は水洗いが禁止です。
水洗いすると錆びて壊れます。隙間から内部に水が侵入し、乾き切らずに雑菌も繁殖するでしょう。

どうやってキレイに保てばいいんですか!??

という疑問が湧くとは思いますが、対策としては
①使用後は乾いたキッチンペーパーや布巾などできれいに拭き取る
②切り刃に詰まった生地は爪楊枝などで掃除する
③しっかり乾燥させたのちに片付ける
④エアダスターなどがあればプシューっと吹き付けて、細かいゴミを飛ばす

ぐらいですねー。個人的には③が一番重要な気がしています。
わりときれいに保ててるので、僕は特に気にならないですが、どうしても嫌な人は洗えるパスタマシンを選んでください。

オプション切り刃(単品)を購入して、もっといろんな麺を作ろう

先ほど説明した様に、アトラス150には1.5mmと6mmの刃しかついていません。もっといろんな麺を作りたい場合は、単品のオプション替刃を購入すれば様々な幅の麺を作ることができる様になります。

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オプション替刃(単品)3.5mm

オプション替え刃でまず買いたいのは3.5mm刃です。太めのつけ麺の麺などにちょうど良く、あわせてうどんなども作ることができます。

厚み3でつけ麺。まぜそば用の麺。

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極太麺のつけ麺にベストマッチ

厚み0でうどん。

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うどんとしてはちょっと細めですが食べやすい太さ

オプション替刃(単品)1mm

次に買っておきたいオプション替え刃は1mmです。細麺を作る際に必須です

厚み8でカットすれば、博多ラーメンなどにつかえる極細麺になります。

豚骨ラーメンにはやっぱり極細麺

ですが淡麗系のラーメンでも高加水の細麺などもあるので、豚骨ラーメン以外にも繊細なスープにあわせる麺として多用します。なにより仕上がりが美しいので嬉しくてついつい使ってしまいます。

こちらは厚み7
あっさり系醤油ラーメンでも細麺はよく使われてますよね。麺線がきれいに揃って美しい!

「ウマくてご麺」を使う選択

自作ラーメンを始めるならとりあえず、アトラス150を購入し、3.5mmと1mmの刃を使えば大概のラーメンには対応できると思います。しかし僕の様に自作ラーメンの沼にハマってくると

あと0.5mm太くしたいんや…

とおかしなことを考えだします。
そんなときSNSでこんな商品があることに気づきました。それが洗える製麺機 ウマくてご麺です。

なんと替刃が最初から4種類ついてる!(2mm、3mm、4mm、9mm)

このウマくてご麺ですが、6000円前後で購入できるにも関わらず切り刃が最初から4種類装備されています
特に2mm、3mmはラーメンを作る上ではかなり使える幅だと思います。

あと0.5mm細くしたり太くしたりしたい僕にぴったりの商品や!


2mmはちょっと太めの中太麺にちょうど良いですし。

2mmの麺はこってり系のスープに負けない強さがあります


3mmはつけ麺の麺や、平打ち麺、モチモチ系の麺などにちょど良いと思います。

3mmは麺の存在感が高いラーメンにマッチ!

4mmもうどんには良さそうな幅です。

しかも洗える!

そしてなんといってもこのマシンの特徴は、水洗いできることです。樹脂製の本体は水洗いしても錆びる心配がありません。どうしても水洗いができないと嫌な人は、アトラス150は買わずに最初からこれ一本でいくというのも手かもしれません。

え!?じゃあコレだけあればいいやん!

と思えるお値打ちなウマくてご麺ですが、残念ながらこいつにも弱点があります。

ウマくてご麺の弱点:強度不足

まず、強度に不安あり、動きもぎこちなくハンドルを回すとキーキー音がなります。
完全におもちゃクオリティーです。

アトラス150に比べると、使ってて不安になるヨレヨレ感で加水率が低い麺を作り続けるとおそらく壊れると思います。ボディーが樹脂製なのが影響してそうで、丸洗いできるゆえののトレードオフといった感じでしょうか?

ウマくてご麺の弱点:低加水の麺が切れない

また加水率が38%以下の生地は切れません。切り刃に詰まってしまいます。ということは二郎系の麺など低加水で太い麺などを作ろうと思うとコレでは作れないということです。

ということで、僕の実用としてはあくまでアトラス150のオプション品。高加水の麺専用の麺切りマシンとして使っています。

まとめ。自家製麺するならまずアトラス150を買おう!

長年ラーメンを自作してた目線でアトラス150をレビューしてみました。いかがでしたか?
色々書きましたが、よし!自分で麺を作ってみようと思った人はまず…

アトラス150を買うのが第一歩目。

そして製麺にハマり、低加水の極細麺や、二郎系の麺などワシワシ感のある麺、つけ麺も作ってみたい人は、アトラス150純正のオプションパーツを購入しましょう。

そして製麺の沼にハマり、もっと麺幅のバリエーションが欲しくなった人はウマくてご麺も追加購入。

というのが僕のおすすめの買い揃え方です。

製麺はめちゃくちゃ楽しいです!あなたもアトラス150で製麺の沼にハマってみましょう!
ではまた!

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