【再現シリーズ】スタミナ満点ラーメンすず鬼 : スタ満ソバを再現する【レシピ】

どうも!こむぎです!

趣味でラーメンを自作しています!

東京で大ブレイク中の元祖スタミナ満点らーめん すず鬼の「スタ満ソバ」。めちゃくちゃ食べてみたい!でもお店は東京近郊にしかなく、地方に住んでいるとなかなか食べられませんよね。
ならば自分で作ってしまいましょう!今回はスタ満ソバを再現するレシピを紹介します。

ご注意

この記事で紹介しているレシピは、お家のキッチンで出来るレベルの調理で「似た味に近づけたラーメン」のレシピです。実際のお店のレシピで完全再現しているわけではありませんのでご了承ください。

目次

スタ満ソバとは

https://www.takumen.com/products/1272
引用:宅麺HP

スタ満ソバは、東京三鷹に本店をかまえる「スタミナ満点らーめん すず鬼」の看板メニュー。アリランラーメンと竹岡式ラーメンのエッセンス、そして二郎系が融合したラーメンと言われています

アリランラーメンとは、千葉のご当地ラーメンで、玉ねぎをベースに、豚肉、にんにく、ニラ、ネギを使ったピリ辛のスープと、自家製の中太麺との相性が抜群のラーメン。竹岡式ラーメンとは薬味に角切りのたまねぎ、大ぶりチャーシューを入れたラーメンとのことで、どちらもスープは真っ黒。スタ満ソバは、その2つのラーメンに、二郎系の麺をあわせたような構成で、さらにパンチ力を強めたようなラーメンです。

しっかりとした豚の出汁に醤油の旨味がキリッときいた味付けに、ニンニクと生姜のパンチがガツンと加えられた、癖になる味わい。太めのワシワシ麺で食べ応えも十分!まさにスタミナ満点なラーメンです。
管理人がまとめたスタ満ソバのパーツ構成は以下。

スープ鶏豚骨清湯スープ
味付け醤油味(かなり黒い)
化学調味料入れる
香味油ラード(ニンニク&生姜)
加水率:普通
太さ:4mm×1mm程度
極太平打ち麺
その他特徴ニンニクと生姜がたくさんのる
炒めた豚肉、玉ねぎ、ニラがのる
さらに仕上げに味付き背脂も
とにかくスタミナが満点や!

こちらを参考にラーメンに必要なパーツを揃えていきましょう!

宅麺でも食べられます

スタ満ソバは宅麺でも食べられます!
お店での味をそのまま味わえるように、店舗で出しているスープを、濃縮せずに、そのままの状態で冷凍されたものを購入できるラーメン専用の通販サービスです。冷凍して風味が変わらない商品のみを扱っており、「お店と同じ味」を届けてくれます。東京の最新のラーメンや、地方のご当地ラーメンなど、遠方に住んでいてなかなか行けないラーメンを手軽に食べてみたい人におすすめできるサービスです!

宅麺はこちら

とりあえず僕も食べたことがなかったので、今回のレシピ開発のため、宅麺でとりよせて3食ほど食べさせてもらいました!

スープの準備(3人前)

スタ満ソバのスープは「豚ひき肉」と「鶏ひき肉」で作ることが出来ます。詳しくはこちらをご覧ください。スープは1人前300ccが目安です。写真は約3人前1000ccのスープ。

簡単です。

麺の準備

スタ満ソバの麺は二郎系ラーメンによく似た極太麺です。ラーメンの命は麺ですので、一番のオススメは自分で麺を作ることです。本ブログではパスタマシンを使った自家製麺の作り方を紹介しています。以下を参考にしてください。

参考スペック

オーション+春よ恋 4:1
加水率34% 塩1% 粉かん水1%
切刃4mm 厚みダイヤル5
※製麺後、手もみして縮れ麺にしています。
※1人前(茹で前) 210g

麺なんて作れるかー!…という方は買いましょう。こちらなど美味しいようです。

具材を切っておこう(3人前)

スタ満ソバはラーメンに仕上げるときに、具材を中華鍋で炒めながら作ります。前準備として具材は必ず切っておいてください。

中華鍋で炒める具材用に

・豚バラ肉 450g
・玉ねぎ 450g
・ニラ 75g

を適度なサイズにカットしておきます。(写真参照)

またニンニクと生姜をたくさん使うので、それも多めにみじん切りしておきましょう。
香味油にも使います。3人前の目安としては下記。(お好みで調整してください。)

・ニンニク 60g (うち香味油に15g使用)
・生姜 60g(うち香味油に15g使用)

香味油の準備(3人前)

スタ満ソバには、ラードにニンニクと生姜の香りをうつした香味油を使用します。まずはラードを準備。

ラードは事前に作っておくのがベスト!

ラードが用意できたら
・ラード150cc
・刻みニンニク 15g
・刻み生姜 15g
をフライパンにて弱火で10分加熱します。

じっくりと香りをラードに移していきます。
ザルで濾す

これで香味油は完成。出来高130cc。(3人前)
ニンニクと生姜の搾りカスはこのあとラーメンに使用するので捨てずに置いといてください。

味付き背脂の準備(3人前)

背脂は事前にゆでて柔らかくしておきます。一人前45g目安。多めに作って余ったら冷凍しておきましょう。

背脂を味付けにします。

・背脂 140g
・濃口醤油 30cc(大さじ2)
・みりん 10cc(小さじ2)

をまぜあわせておいておきます。

中国醤油とたまり醤油を準備

スタ満ソバのスープはとにかく黒いです。使ってる醤油は定かではありませんが、この黒さを再現するには「中国醤油」と「たまり醤油」をブレンドして使うとよいでしょう。中国醤油(老抽)は角煮など中華料理に使用する醤油でカラメルが入り、日本の醤油とは違った独特の風味がある漆黒の醤油。たまり醤油は日本の醤油で原材料がほとんど大豆の、濃厚な旨味とコク、特有の香りが特徴です。
たまり醤油はスーパーに売ってますが、中国醤油はなかなか売ってないので、輸入食品店や通販で手に入れましょう。

※ちなみに見た目に拘らないなら「たまり醤油」だけでも十分美味しく作れます。

セットアップ(1人前)

全てのパーツがそろいました!いよいよラーメンを作りましょう。
ラーメンに仕上げるための1人前のセットアップはこちら。

【スープと味付け】
・スープ300cc
・たまり醤油 40cc(大さじ2+小さじ2)
・中国醤油(老抽王)5cc(小さじ1)
・みりん10cc(小さじ2)
・日本酒20cc(小さじ4)
・酢2.5cc(小さじ1/2)

【麺】
・自家製麺 210g

【丼に】
・香味油 30cc
・たっぷり目の黒胡椒

【フライパン】
・香味油10cc
・豚バラ肉 150g
・玉ねぎ 150g
・ニラ 25g

ラーメンへ仕上げる

スタ満ソバを仕上げます。結構忙しいので、手順を頭に入れて作るイメージを固めてから臨むのがオススメです
※写真は2人前を一気に作った時の写真

まずは【スープと味付け】の材料を全てブレンドして置いておきます。

味付けスープの状態で置いておく

【丼には香味油30ccと黒胡椒をたっぷり気味に入れて準備おっけー。

麺を茹で始めます。茹で時間は4分半〜5分。背脂もいっしょに温めておくのがオススメ。

【フライパン】での調理を開始します。
香味油を10cc注ぎ、香味油を作ったときに出た搾りかすのニンニクと生姜を入れまずは豚肉を炒めます。軽く塩コショウもしておきましょう。

豚肉にある程度火が通ったら、玉ねぎを投入し少し透明になるまで炒めます。

そして待機させていた味がついたスープを全量投入。スープと一緒に豚肉と玉ねぎを煮込みます。

真っ黒!

麺の茹で時間が残り1分を切ったら

3分半を経過。いい感じに麺ができてきた。

中華鍋にニラを投入!さっと火を通して…

いったんスープだけを丼に注ぎます。

玉ねぎが入ってしまった…

中華鍋に残した具材を最後の仕上げとして、水分を飛ばすように香ばしく炒めます

最後の仕上げや!

うおおお。忙しい!

麺が茹で上がったらスープに投入

上から具材をどさーっと載せます

刻んだニンニク。刻んだ生姜をのせて。仕上げに背脂を上から盛り付けて完成!

で…できたやで〜

実食

見た目はなかなか良い感じです!それではいただきます!

ぐうお!!
めちゃくちゃ美味い!

炒めた豚肉と玉ねぎってめちゃくちゃ香ばしくて甘くて美味しいですね!真っ黒で旨味たっぷり。少し酸味のあるスープにめちゃくちゃあっています。生姜とニンニクが効いており、体がポカポカと温まってきました。これぞスタミナ満点!

麺はスープを吸って真っ黒です。スープがワシワシとした麺の小麦の香りを引き立てており、麺自体がとても美味しく仕上がっています。うーんやっぱり自家製麺は美味しいですね。(自画自賛)

スタ満ソバの定番。白ごはんでスタミナ丼を作成。うーむ!めっちゃご飯と合う!たまらん!

以上スタ満ソバの再現でした。お腹いっぱいです…
見た目と共にとても美味しいスタ満ソバに仕上がりました。
興味が湧いた方は是非作ってみてください!

ではまた!

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